債務整理や自己破産すると結婚に影響がある?結婚や離婚と債務整理!

多重債務解決ガイド

こんにちは、「多重債務解決ガイド」のコラムを執筆している司法書士の久我山左近です。

債務整理が結婚や離婚に何か影響するわけではありませんが、結婚や離婚はご自身の借金問題を解決する一つのタイミングになります。

結婚については、結婚する相手に借金があることを知られたくないからという理由になりますし、離婚に関しては今まで返済してきたことが出来なくなるといった理由になります。

今回のコラムでは、債務整理や自己破産が結婚に与える影響について、また結婚や離婚と債務整理の関係についても司法書士の久我山左近がわかりやすく解説いたします。

それでは、結婚や離婚と債務整理の関係について解説をいたしますので、ぜひ最後までお読みください!

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目次

結婚や離婚は債務整理の一つのタイミングです!その影響を解説します。

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借金の返済が難しくなって債務整理を検討するきっかけが結婚や離婚といった生活の変化があげられます。

今回のコラムでは、債務整理や自己破産が結婚に与える影響について、また結婚や離婚と債務整理の関係についても司法書士の久我山左近がわかりやすく解説いたします。

結婚前に債務整理を検討する場合の解説です。

当たり前ですが、結婚は人生における一大転機になります。もちろん女性の場合であれば会社に務める環境に変化があるかもしれませんし、男性の場合には相手に対する責任感が湧いてくることにもなりますので、結婚を機にご自身の借金について真剣に向き合おうと考えるのは自然なことだと思います。

結婚を機に借金を整理しようと思う一番多い理由は、やはり「結婚相手にバレたくない」ということで、結婚をすると多くの夫婦は家計が一緒になるためにご自身で自由に使えるお金も少なくなる可能性が高くなりますし、もし返済が遅れれば手紙や電話が来ることで借金がバレてしまう不安も感じると思います。

このような諸事情から結婚を機に、ご自身の借金問題を解決するための債務整理を検討されます。また、せっかく結婚するのであれば「借金を整理してスッキリしたい!」と考える方が多いのも当然ですね。

結婚前の債務整理で押さえておくべきポイント

債務整理をしたら結婚に影響が出るのではと心配される方がおられます。特に自己破産をする場合には大きな不安を抱える方が多いと思いますが、債務整理をしても結婚が制限されることは一切ありません。ただし、ご自身の借金を隠して結婚した場合に、後で借金が発覚して離婚のきっかけになる場合があるので、その点は注意しましょう。

債務整理や自己破産をしたら婚約者にバレる?

次によくあるのが、債務整理をすると相手の婚約者にバレるのではないかという心配ですが、これは債務整理の手続きによって変わってきますので、それぞれの手続きで解説します。

任意整理では同居している婚約者にもバレません

任意整理の手続きは、同居している婚約者に対しても知られる可能性はほとんどありません。任意整理の手続きに必要な書類がほとんどありませんし、弁護士や司法書士に依頼をした後は待っているだけで手続きが完了いたしますし、また債務整理を弁護士や司法書士に依頼すると、業者からの郵便や電話による督促がストップするからです。

結婚前に既に一緒に暮らしているカップルでも、任意整理なら相手の婚約者に知られずに手続きを進められますので、安心して依頼することができます。

個人再生や自己破産の場合は同居している婚約者にバレる?

自己破産や個人再生などの裁判所を通した手続きをする場合、任意整理より相手の婚約者に知られる可能性が少し高くなります。まず、個人再生や自己破産の手続きでは、多くの書類や資料が必要になります。

また「官報」という政府が発行している新聞のような機関誌に住所や名前が掲載されます。一般人が官報を見る機会はありませんが、結婚相手やその親族が興信所に相手の身元調査を依頼すると自己破産したことがバレてしまう可能性があります。

結婚前に長期間に渡って一緒に生活をしていて家計を共にしている場合には、裁判所から婚約者の収入証明を求められる可能性がありますので、そうなった場合は残念ですが正直に打ち明ける必要があります。

結婚後に債務整理した場合の注意点とは?

まず、当たり前ですが配偶者の借金はご自身には何の影響もありません。もちろん結婚後の借金やローンであっても配偶者が借りた借金をご自身が返済する義務はありません。ですから配偶者の借金の保証人になってない限り、ご自身に借金の返済義務はありません。

結婚後に債務整理をしても配偶者はブラックリストになりません

結婚後に債務整理をしたら、配偶者もブラックリストに登録されると心配される方がおられますが、ご自身が債務整理しても配偶者の個人信用情報へはまったく影響することはありません。債務整理をした本人は、ブラックリストに載った状態になりますので、信用情報機関に事故情報が登録されて、しばらくの期間はローンやクレジットカードを利用できなくなります。

配偶者の信用情報への影響はありません

債務整理によって信用情報機関に自己情報が登録されて、ブラックリストに掲載されるのは債務整理した本人だけで、配偶者の信用情報にはまったく影響しません。配偶者のローンやクレジットカードの審査は、配偶者自身の信用情報をもとに判断されますので、本人に債務整理の履歴や延滞がない限り、収入や年齢などの条件に応じてローンやクレジットカードの利用が可能です。

住宅ローンを共同名義で組む場合の注意点

マイホームを購入するときには、夫婦が共同で住宅ローンを組むケースが少なくありません。共同にすると夫婦の収入を合算ですることができるので、借り入れ金額を増やすことができるからです。ただ一方が債務整理していると、その人はローンを利用できませんので、共同で住宅ローンを組むのは難しくなると覚えておきましょう。また、こういったことから債務整理したことが発覚しないように注意してください。

債務整理と離婚の関係を解説します。

ここからは、債務整理と離婚の関係について解説いたします。離婚によって生活水準が大きく変化することはよくあることで、離婚をきっかけに借金の返済が厳しくなる方も多くいらっしゃいます。また、マイホームをどうするかといったことが大きな問題になることもあります。

離婚した後は、相手に債務整理が知られるかどうかは問題ではなくなりますので、離婚後に関しては大きな問題に繋がることは少ないですし、裁判所も離婚によって生活の状況が変わり、その生活のために借金をするということで、自己破産などは認めてもらいやすくなる場合もあります。

また、離婚の前後の個人再生や自己破産については、配偶者への財産分与が財産隠しと判断されることがありますので、できれば離婚の前後は避けた方がいいでしょう。もし、個人再生や自己破産が離婚前後と被る場合には、必ず速やかに専門家に依頼をして慎重に手続きを進めるようにしましょう!

それでは、ここまでで今回のコラムの「債務整理や自己破産すると結婚に影響がある?結婚や離婚と債務整理!」というテーマの解説は以上になります。

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それでは、司法書士の久我山左近でした。

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