多重債務でクレジットカードが突然使えない!利用停止になる理由と対処法

多重債務解決ガイド

こんにちは、「多重債務解決ガイド」のブログを執筆している司法書士の久我山左近です。

「昨日まで普通に使えていたクレジットカードが突然使えなくなった」
「利用可能額は残っているのに決済できない」
「このカードでは一度も延滞していないのに、なぜ利用停止になったの?」

複数の消費者金融やカードローン、クレジットカードから借入れをしている多重債務の状態では、このようなことが起こる可能性があります。

クレジットカードは、一度審査に通ればずっと同じ条件で利用できるとは限りません。カード会社は契約後も信用状態を確認することがあり、その結果によって利用可能枠の見直しやカード利用に影響が生じる場合があります。

今回は、多重債務でクレジットカードが突然使えなくなる理由と、利用停止になったときの対処法について司法書士の久我山左近が詳しく解説します。

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目次

多重債務の状態では、クレジットカードが突然使えなくなることがあります!

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クレジットカードが突然使えなくなる原因は一つではありません。

単純に利用限度額に達していたり、口座残高不足で引き落としができなかったり、不正利用を疑われて一時的に利用を制限されたりすることもあります。

しかし、多重債務になっている人の場合には、もう一つ考えておきたい原因があります。
それが「信用状態の変化」です。

カード会社は新規申込みのときだけでなく、契約後にも契約者の利用状況や支払状況を確認することがあります。

CICでは、クレジットやローン契約後に会員会社が契約者の利用状況・支払状況を確認するため信用情報を照会した記録を「利用記録」として保有しています。
そのため、カードを作った当時は問題がなくても、その後に借金が増えたり支払い状況が悪化したりすれば、カード会社の判断に影響する可能性があります。

「途上与信」で信用状態を確認されることがある

クレジットカードを作るときには審査があります。

しかし、審査はカード発行時だけとは限りません。
契約後にも信用状態を確認する、一般に「途上与信」と呼ばれるチェックが行われることがあります。

CICには、契約内容だけでなく、残債額、請求額、入金額、入金履歴、遅延の有無などの情報が登録されています。
また、貸金業法の対象となる商品については貸付額や残高なども登録対象です。

つまり、カード会社は自社との取引だけを見ているとは限らないということです。

自分のカードでは延滞していないのに止まることも?

ここは勘違いしやすいところです。

たとえばA社のクレジットカードを5年間利用していて、A社への支払いは一度も遅れていないとします。
ところが最近になって、「B社のカードローンを利用した」「C社の消費者金融から借りた」「D社のクレジットカードの残高が増えた」「別の契約で支払いが遅れた」という状況になったとします。

信用情報にはクレジットやローンなどの契約内容や支払状況が登録され、それらは加盟会社が信用力を判断する際の参考として利用されます。

したがって、「このカードだけは延滞していないから絶対に大丈夫」とは限りません。

ただし、「借金が100万円を超えたら利用停止」「4社から借りたらカードが止まる」といった一律の基準があるわけでもありません。

CICも、クレジット会社は信用情報を参考にしながら、それぞれ独自の基準に基づいて総合的に判断すると説明しています。

多重債務でカードが使えなくなる原因とは?

多重債務の状態で突然カードが使えなくなった場合には、信用状態だけでなく、いくつかの原因を切り分けて考える必要があります。

たとえば、支払日に口座残高が足りず引き落としができなかった、カードの利用可能枠まで使ってしまった、カードの有効期限や更新に問題があった、不正利用検知によって一時的に利用を制限された、といった原因も考えられます。

そして多重債務の人では、他社を含む借入れや支払状況などを参考にした信用判断が関係している可能性もあります。

特に「毎月の返済を別の借入れで補う」という状態になっているなら要注意です。

借金の返済のために新しい借金を繰り返している状態は、カードが使えるかどうか以前に、返済計画そのものを見直す必要がある段階かもしれません。

CICにはどんな情報が登録されている?

カードが利用停止になったとき、「自分の信用情報がどうなっているのか知りたい」と思う人もいるでしょう。

CICには、クレジットやローンについて、契約内容、契約額・極度額、残債額、請求額、入金額、入金履歴、遅延の有無などの情報が登録されます。

また、新たにクレジットやローンを申し込んだ際の「申込情報」や、契約後に会社が信用情報を確認した「利用記録」もあります。利用記録については、利用日から6か月間保有されます。

そのため、自分自身でも気づかないうちに借入残高が増え、信用状態が以前とは変わっていることがあります。

長期延滞がある場合はさらに注意

特に注意したいのが支払いの遅れです。

CICでは長期にわたる支払いの遅れについて、「61日以上または3か月以上」などを「異動」の例として説明しています。ただし、「61日未満なら何の影響もない」という意味ではありません。
CICには入金履歴や遅延の有無なども登録され、カード会社はそれらの信用情報も参考に独自の審査基準で判断します。

支払いが遅れた場合は、「まだブラックではないから大丈夫」と考えるのではなく、できるだけ早くカード会社へ確認することが大切です。

利用可能額が残っているのに使えないのはなぜ?

「利用限度額100万円で、まだ50万円しか使っていない。残り50万円あるのに、どうして決済できないの?」
このような疑問を持つ人もいるでしょう。

しかし、利用可能枠があることと、今後も必ずカードを利用できることは別問題です。

利用可能枠は、あくまで契約上設定されている上限です。

カード会社側で利用制限がかかった場合などには、枠が残っていても新しい決済ができないことがあります。
そのため「利用可能額が表示されているから利用停止ではない」と自己判断せず、カード会社へ確認しましょう。

カードが突然使えなくなった場合の対処法

まずやるべきことは、カード会社に利用できない理由を確認することです。

利用限度額、引き落とし状況、カードの有効期限、不正利用検知など、信用情報とは関係のない原因かもしれません。

次に、自分の借入状況を整理します。「何社から借りているのか」「残高はいくらなのか」「毎月いくら返済しているのか」「金利はいくらなのか」を一覧にしてみましょう。

信用情報が気になる場合には、CICへ情報開示を申し込む方法もあります。
CICの情報開示では、契約内容、支払状況、借入残高、申込情報のほか、契約後にどの会社が信用情報を確認したかという利用記録も確認できます。ただし、CICはカード会社の審査そのものを行っているわけではありません。

「なぜこのカード会社が私のカードを止めたのか」という具体的な判断理由については、信用情報だけで断定することはできません。カード会社はCICの情報などを参考にしながら独自に判断しています。

利用停止後に別のカードで穴埋めするのは危険

多重債務になっている人に特に注意してほしいのが、カードが止まった後の行動です。

たとえば、

Aカードが利用停止
↓
Bカードで生活費を払う
↓
Bカードも限度額いっぱいになる
↓
C社のカードローンから借りる
↓
C社への返済資金をD社から借りる

となれば、借金はさらに深刻になります。

一時的には支払いを乗り切れても、借金そのものが減っているわけではありません。むしろ利息の負担が増え、毎月の返済額がさらに大きくなる可能性があります。

カードの利用停止は不便ですが、別の借金で穴埋めする前に、「現在の収入で本当に完済できるのか」を確認することが重要です。

返済が難しいなら債務整理も検討する

借金が増えすぎて、

「毎月返済しても元金がほとんど減らない」
「生活費をカードで払わないと生活できない」
「借金を返すために別の会社から借りている」

という状態なら、通常の返済を続けること自体が難しくなっている可能性があります。

その場合には、任意整理、個人再生、自己破産などの債務整理を検討する方法があります。

どの方法が適しているかは、借金総額、収入、財産、住宅ローンの有無などによって異なります。

「まだ延滞していないから大丈夫」と無理を続けるのではなく、返済が厳しいと感じた段階で弁護士や司法書士などの専門家へ相談することも検討しましょう。

まとめ|突然のカード利用停止は借金を見直すサインかも

多重債務になっていると、これまで普通に利用していたクレジットカードが突然使えなくなることがあります。

カード会社は新規契約時だけではなく、契約後にも信用情報を確認することがあり、CICには借入残高や支払状況、入金履歴、遅延の有無などが登録されています。
ただし、カードが使えなくなったからといって、必ず多重債務や信用情報が原因とは限りません。

まずカード会社に確認し、必要に応じてCICの信用情報を確認しましょう。

そして最も避けたいのが、「カードが止まったから別のカードや消費者金融から借りる」ことです。

カードが突然使えなくなったのは、家計や借金の状況を見直す一つのきっかけかもしれません。

借金返済のために新たな借金が必要になっているのであれば、問題を先送りせず、早い段階で返済計画そのものを見直すことが、多重債務から抜け出す第一歩です。

ここまでで、今回のブログ「多重債務でクレジットカードが突然使えない!利用停止になる理由と対処法」の解説は以上になります。
このサイト「多重債務解決ガイド」は、いつでも借金のお悩みの無料相談をおこなっています。
また、ご自身の借金の月々の返済がどれぐらい減額できるか「借金減額無料診断」も受け付けていますので、ぜひお気軽にご相談ください。

カワウソ竹千代

借金の返済で困ったときは、お気軽に当事務所まで借金減額のご相談をしてくださいね。

久我山左近

それでは、司法書士の久我山左近でした!

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株式会社グレースリーフ
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