こんにちは、「多重債務解決ガイド」のコラムを執筆している司法書士の久我山左近です。
任意整理は、弁護士や司法書士が相手の貸金業者と直接交渉して、利息をカットして月々の返済額を減額し、その返済を続けてご自身の借金問題を解決する手続きです。任意整理は、その他の債務整理と比較しても１番デメリットが少ないこともあり、とてもポピュラーな借金解決の方法です。
今回のコラムでは、任意整理の手続きを弁護士や司法書士に依頼すると、業者からの請求や督促といった取り立て行為が止まる理由について司法書士の久我山左近がわかりやすく解説いたします。
それでは、任意整理で請求が止まる理由について、また任意整理の特徴やメリットについての解説をいたしますので、ぜひ最後までお読みください！
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任意整理で業者からの請求や督促といった取り立て行為がストップします！
任意整理の手続きは、弁護士や司法書士がご自身の代理人となり、相手の貸金業者と直接交渉して今後の利息をカットし、月々の返済額を減額して、その減額した借金を３年から５年程度で完済して解決する手続きです。
約２００万円の借金の場合のシミュレーションで３年で返済するケースの月々の返済額は約７万円になり、支払いが完了するまでの利息の合計は約５０万円になります。同じ条件で任意整理をすると、月々の返済額は約３万３千円まで減額することができ、支払いが完了するまでの利息の合計はもちろんゼロ円になりますので、任意整理の借金の減額効果がよくわかると思います。
任意整理の手続きは、弁護士や司法書士に依頼してしまえばご自身がすることは何もありませんし、任意整理の依頼をすると業者からの請求や督促といった取り立て行為がストップできるといった多くのメリットがあります。
受任通知により請求や督促などの取り立てがストップ
借金の返済で困っている方が任意整理を司法書士や弁護士にご依頼いただくと、司法書士や弁護士から消費者金融やクレジット会社などに向けて、「受任通知」を送ります。受任通知とは、お客様から任意整理の依頼を受けて、代理人として手続きを開始しますといった内容の通知です。
相手の貸金業者がこの受任通知を受け取ると、受け取った以降は借金の督促や請求などの取り立て行為がストップします。司法書士や弁護士からの受任通知の効力として、相手の貸金業者からご本人に対して、直接に請求を行うことが「貸金業法」という法律で禁止されているからです。
任意整理の開始でご自身の生活の立て直しを
司法書士や弁護士に任意整理の手続きをスタートした時点で、いったん今までの返済をストップできるので、その期間で現在の生活状況を立て直して再スタートの準備をすることができます。
任意整理のご相談をされる時点で、おそらく借金の返済でいっぱいで、借金を返すために他の業者から新たな借り入れをするという自転車操業に陥っていることが多くあります。まずは、司法書士や弁護士が介入して支払いの請求や督促を止めますので、生活を落ち着かせて日々の穏やかな暮らしを取り戻しましょう。
任意整理後の貸金業者から電話がかかってきた時の対応
任意整理の手続きをスタートして、司法書士や弁護士から相手の業者に受任通知を送ったにもかかわらず、まだご本人様のほうに督促の電話がかかってきた場合は、「任意整理の手続きをすでに司法書士や弁護士にお願いしているので、依頼している事務所に確認してください。」と言ってもらえれば、それ以降は電話がかかってくることはありませんのでご安心ください。その後の業者との対応は、任意整理を依頼した事務所が間に入ってやり取りを進める形になります。
債務整理の費用が準備できない
任意整理をお願いして、一刻も早く業者からの取り立てを止めたいけれど、借金の返済にすべて回してしまってお手元にお金が残っていない方も多いと思います。
司法書士ホワイトリーガルでは、任意整理の相談料はゼロ円で着手金もゼロ円で、任意整理の初期費用がかからずに手続きの依頼が可能です。
任意整理の費用や実費については、相手の業者からの請求がストップしてから分割払いでいただいていく形をとっていますので、初期費用がかからずに任意整理の手続きを開始して受任通知を送ることができます。
まずは、任意整理をした方がいいのかといった、ご相談だけでもかまいませんので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
それでは、ここまでで今回のコラムの「任意整理の依頼で業者からの取り立ては止まります！その理由を解説！」というテーマの解説は以上になります。
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それでは、司法書士の久我山左近でした。
