こんにちは、「多重債務解決ガイド」のブログを執筆している司法書士の久我山左近です。
「今月は返済日までにお金を用意できそうにない……」
「何社も返済日があって、給料だけでは足りなくなってきた」
「別のカードローンから借りて返済したほうがいい?」
複数の消費者金融やカードローン、リボ払いなどを利用していると、毎月何度も返済日がやってきます。
これまでは何とか返済できていたものの、急な出費や収入の減少によって「今月は返済が遅れるかもしれない」ということもあるでしょう。
そんなときに最も避けたいのが、返済するために別の会社から借金をすることです。
一時的には返済できても、借金総額が増えて翌月以降の返済がさらに苦しくなる可能性があります。
まだ滞納していないのであれば、今のうちにできることがあります。
この記事では、多重債務で返済が遅れそうなとき、滞納する前にやるべき7つのことを司法書士の久我山左近が詳しく解説します。
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返済が遅れそうと分かった時点で動くことがかなり大切です!


多重債務で返済が遅れそうなら「放置」はNG!
「給料日になれば払えるから、数日くらい遅れても大丈夫だろう」と考えて、そのまま返済日を過ぎてしまう人もいます。
しかし、返済期日までに支払わなければ延滞となり、契約に従って遅延損害金が発生する可能性があります。
また、滞納が長期化すれば、電話や書面による督促だけでなく、契約上の期限の利益を失って一括請求を受けたり、
最終的には訴訟や支払督促などの法的手続に進んだりする可能性もあります。
だからこそ、「滞納してしまってから考える」のではなく、「滞納しそうだと分かった時点で動く」ことが大切です。
滞納する前にやるべき7つのこと
①すべての借金を一覧にする
最初に行いたいのが、現在抱えている借金の把握です。
多重債務になると、「全部でいくら借りているのか分からない」「毎月合計でいくら返しているのか把握していない」という人も珍しくありません。
まず、借入先・借金残高・金利・毎月の返済額・返済日を書き出してみましょう。
たとえば、
A社 50万円 毎月2万円
B社 80万円 毎月2万5,000円
C社 40万円 毎月1万5,000円
リボ払い 60万円 毎月2万円
なら、借金総額は230万円、毎月の返済額は8万円です。
数字として見えるようにすると、自分が置かれている状況を判断しやすくなります。
②今月いくら足りないのか計算する
次に、「返済できない」ではなく、「具体的にいくら不足しているのか」を計算します。
たとえば、
手取り 25万円
家賃・食費など 18万円
返済総額 10万円
なら、毎月3万円不足する計算です。
一方、通常なら返済できるものの、今月だけ家電が壊れて5万円の臨時出費が発生したというケースなら、一時的な資金不足かもしれません。
この違いは非常に重要です。
今月だけ足りないのか、それとも毎月の収支そのものが赤字なのかによって、取るべき対策が変わるからです。
③返済日前に借入先へ連絡する
返済日に間に合わないことが分かったら、放置するのではなく借入先へ連絡しましょう。
「○日が返済日ですが、給料日の関係で支払いが難しい」など、現在の状況を説明します。
返済日の変更や支払いについてどのような対応が可能なのかは、借入先や契約内容、現在の状況によって異なります。
そのため、「数日くらいなら勝手に遅れても大丈夫だろう」と自己判断せず、返済期日前に確認することが重要です。
なお、相談したからといって必ず返済を待ってもらえるわけではありません。
あくまで借入先と相談し、今後の対応を確認するという意味です。
④返済のために別の会社から借りない
多重債務で最も注意したいのが「借りて返す」状態です。
たとえばA社への3万円の返済ができないため、B社から3万円借りてA社へ返済したとします。
確かに今月のA社への返済はできます。しかし、借金そのものがなくなったわけではありません。
翌月にはA社への返済に加えて、B社から借りた分の返済も必要になります。
そして翌月も足りなくなれば、
B社の返済をC社から借りる
↓
C社の返済をD社から借りる
という悪循環に陥る可能性があります。
これが多重債務を深刻化させる典型的なパターンです。
借金の返済を借金で補い始めたら、現在の返済計画に無理がないか見直すサインだと考えましょう。
⑤リボ払い・後払いで生活費を補わない
カードローンだけに注意すればよいわけではありません。
「現金は返済に使って、食費や日用品はクレジットカードで払えばいい」という方法にも注意が必要です。
特にリボ払いを利用すると、毎月の支払額を抑えられるため、一時的には家計が楽になったように感じることがあります。しかし、利用残高が増えれば手数料負担も増え、なかなか残高が減らない状態になることがあります。
後払いやキャッシングについても同様です。
今月の不足分を来月へ先送りしているだけではないかを考えてみましょう。
生活費まで借入れや後払いに頼らなければならない状態なら、家計全体を見直す必要があります。
⑥「来月なら返せる」は本当なのか確認する
返済が苦しくなると、「今月さえ乗り切れば大丈夫」と考えがちです。
そこで、翌月の収支も計算してみましょう。
たとえば毎月の手取りが25万円なのに、
生活費 20万円
借金返済 8万円
なら、通常の月でも3万円不足しています。
今月だけ何とか3万円を用意しても、来月には再び同じ問題が発生します。さらに不足分を借金で補えば、その返済も加わります。
反対に、「今月だけ医療費が10万円必要だったが、来月から通常の収支に戻る」のであれば、一時的な問題として対応できる可能性があります。
重要なのは、一時的な資金不足なのか、構造的に返済できなくなっているのかを見極めることです。
⑦自力返済が難しいなら滞納前に債務整理を検討する
家計を見直しても返済できない場合には、債務整理を検討する方法があります。
代表的な債務整理には、任意整理・個人再生・自己破産があります。
任意整理では、債権者と交渉して将来利息などをカットし、返済計画を立て直せる可能性があります。
借金額が大きく通常の返済では解決が難しい場合には、裁判所を利用する個人再生によって借金を大幅に減額できる可能性があります。
そして、収入や財産の状況から借金を返済すること自体が難しい場合には、自己破産によって借金の支払義務について免責を受ける方法があります。
どの方法が適しているかは、借金額だけでなく、収入、財産、住宅ローン、家族構成などによって変わります。
まだ滞納していなくても債務整理の相談はできる
「まだ一度も滞納していないから、債務整理を相談するのは早いのでは?」と思う人もいるでしょう。
しかし、滞納してからでなければ債務整理できないわけではありません。
むしろ、「来月の返済が難しい」「返済のために借入れを始めた」「毎月返しているのに借金がほとんど減らない」という段階で相談することには意味があります。
金融庁も多重債務者向けに、財務局、自治体、法テラス、弁護士会などの相談窓口を案内しています。
借金問題は、時間が経てば自然に解決するとは限りません。
状況によっては、早めに返済方法を見直したほうが選択肢を確保しやすくなります。
こんな状態なら返済方法そのものを見直そう
「まだ一度も滞納していないから、債務整理を相談するのは早いのでは?」と思う人もいるでしょう。
しかし、滞納してからでなければ債務整理できないわけではありません。
むしろ、「来月の返済が難しい」「返済のために借入れを始めた」「毎月返しているのに借金がほとんど減らない」
という段階で相談することには意味があります。金融庁も多重債務者向けに、財務局、自治体、法テラス、弁護士会などの相談窓口を案内しています。
借金問題は、時間が経てば自然に解決するとは限りません。
状況によっては、早めに返済方法を見直したほうが選択肢を確保しやすくなります。
こんな状態なら返済方法そのものを見直そう
特に注意したいのは、毎月返済しているのに借金残高が増えている状態です。
たとえば、
返済日に5万円支払う
↓
生活費が足りなくなる
↓
3万円借りる
↓
翌月また5万円返済する
↓
再び生活費を借りる
という状態です。
本人としては毎月きちんと返済しているつもりでも、家計全体を見ると借金に依存した生活になっています。
この段階になると、「今月の返済日をどう乗り切るか」ではなく、「現在の借金をどう解決するか」という視点へ切り替えることが重要です。
まとめ|「返済が遅れそう」と思った時点で行動しよう
多重債務で返済が遅れそうになったら、まず現在の借金をすべて整理し、今月いくら不足しているのか確認しましょう。そして返済が難しいと分かったら、返済日を放置するのではなく、早めに借入先へ相談することが大切です。
特に避けたいのが、「返済するために新しく借りる」という行動です。
借金で借金を返し始めると、今月は乗り切れても翌月の返済負担がさらに重くなり、多重債務が深刻化する可能性があります。
また、今月だけではなく来月以降の収支まで確認してみましょう。
毎月の収入だけでは生活費と返済額を賄えないのであれば、節約だけで解決するのが難しい場合もあります。
「まだ滞納していないから大丈夫」ではなく、「このままだと滞納しそう」と感じたタイミングこそ、借金問題を見直す機会です。
自力で完済するのが難しいと判断した場合には、滞納や借入れを繰り返す前に、任意整理・個人再生・自己破産なども含めて専門家へ相談し、自分に合った解決方法を検討しましょう。
ここまでで、今回のブログ「多重債務で返済が遅れそう!滞納する前にやるべき7つのこと解説します。」の解説は以上になります。
このサイト「多重債務解決ガイド」は、いつでも借金のお悩みの無料相談をおこなっています。
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それでは、司法書士の久我山左近でした!








