こんにちは、「多重債務解決ガイド」のブログを執筆している司法書士の久我山左近です。
「今月の返済だけ何とかしたい」「給料日になれば返せるから大丈夫」そんな気持ちで、借金を返済するために新たな借金をしていませんか?
実は、この状態は「自転車操業」と呼ばれ、多重債務へ進む典型的なパターンです。
最初は一時的な資金不足だったとしても、返済のために借金を繰り返していると、借入先が増え、利息の負担が大きくなり、自力で抜け出すことが難しくなります。
しかし、借金問題には法律で認められた解決方法があります。
今回のブログでは、借金返済のために借金する危険性と解決方法を債務整理に詳しい司法書士の久我山左近がわかりやすく解説します。
借金が減らないとお悩みの方にとってはとても有益な内容になっていますので、ぜひ最後までお読みください。
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一度立ち止まって状況を見直すことが重要です!


借金返済のために借金をする「自転車操業」とは?
自転車操業とは、借金を返済するために別の金融機関やカード会社から新たに借り入れを行う状態をいいます。
例えば、
- 消費者金融A社の返済をするためにB社から借りる
- クレジットカードの支払いをカードローンで補う
- リボ払いの返済をキャッシングで補う
このような返済方法では、一時的に返済ができても、借金そのものは減りません。
むしろ、新たな借り入れにより利息が増え、返済総額が大きくなってしまいます。
借金返済のために借金をすると危険な理由
1 借金が減らない
借りたお金で返済しているだけなので、借金がなくなるわけではありません。
さらに、新しい借り入れにも利息が発生するため、返済期間はどんどん長くなります。
2 借入先が増える
最初は1社だった借金が、
- 2社
- 3社
- 5社
と増えていくケースは珍しくありません。
借入先が増えるほど返済日の管理も難しくなります。
3 利息の負担が増える
複数の会社から借りると、それぞれに利息が発生します。
毎月返済しているにもかかわらず、返済額の多くが利息に充てられ、元金がなかなか減らない状態になります。
4 精神的な負担が大きくなる
「次の返済日はどうしよう」 「どこか他に借りられないか」
毎日のようにお金のことを考えるようになり、精神的なストレスも大きくなります。
5 最終的には差押えの可能性もある
返済を続けられなくなると、
- 督促
- 裁判
- 給与や預貯金の差押え
へ進む可能性もあります。
こんな状態なら要注意
次の項目に当てはまる方は、自転車操業になっている可能性があります。
- 借金返済のために別の会社から借りている
- 借入先が3社以上ある
- リボ払いとカードローンを併用している
- 毎月の返済額より生活費を優先してしまう
- 借金の総額が分からない
- 利息しか返済できていない
- 給料日前になると必ずお金が足りなくなる
一つでも当てはまる場合は、早めの見直しが必要です。
借金返済のために借金をする原因
自転車操業に陥る原因は、人それぞれです。
例えば、
- 収入の減少
- 病気やケガ
- 教育費の増加
- リボ払いの利用
- ギャンブルや投資の損失
- 家計管理ができていない
などが挙げられます。
決して浪費だけが原因ではありません。
誰にでも起こり得る事情がきっかけになることがあります。
借金問題を解決する方法
家計を見直す
まずは固定費や不要な支出を見直し、返済に充てられるお金を増やすことが大切です。
ただし、自転車操業の状態まで進んでいる場合は、家計改善だけでは解決が難しいこともあります。
任意整理
司法書士や弁護士が貸金業者と交渉し、将来利息のカットや返済条件の見直しを目指します。
安定した収入があり、元金を返済できる見込みがある方に向いています。
個人再生
裁判所を利用して借金を大幅に減額し、原則3~5年で返済する制度です。
住宅ローン特則を利用できる場合は、自宅を残せる可能性もあります。
自己破産
返済が困難な場合には、裁判所の免責決定により借金の返済義務が原則として免除されます。
生活を立て直すために法律で認められた制度であり、「人生の終わり」ではありません。
一人で悩まないことが大切
借金返済のために借金をしている方の多くは、「もう少し頑張れば何とかなる。」と思いながら、誰にも相談できずに悩んでいます。しかし、状況が悪化するほど選べる解決方法は少なくなります。
借金問題は、早めに司法書士や弁護士へ相談することで、任意整理や個人再生など、自己破産以外の方法で解決できる可能性もあります。
まとめ
借金返済のために借金をする自転車操業は、一時的には返済できても、借金を根本的に減らす方法ではありません。
新たな借り入れによって利息の負担が増え、借入先も増えてしまうため、多重債務へ発展する大きな原因となります。
もし現在、借金返済のために借金を繰り返しているのであれば、「まだ返済できているから大丈夫」と考えるのではなく、一度立ち止まって状況を見直すことが重要です。
借金問題には、任意整理・個人再生・自己破産など、法律に基づいた解決方法があります。早めに専門家へ相談することで、自分の状況に合った方法を選択し、生活を立て直すことができます。
借金を返すための借金を続けるのではなく、根本的な解決を目指すことが、将来への第一歩となるでしょう。
ここまでで、今回のブログ「借金返済のために借金する危険性と解決方法を解説します!」の解説は以上になります。
カワウソ竹千代借金の返済で困ったときは、お気軽に当事務所まで借金減額のご相談をしてくださいね。



それでは、司法書士の久我山左近でした!






