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多重債務解決ガイド

こんにちは、「多重債務解決ガイド」のコラムを執筆している司法書士の久我山左近です。

司法書士法人ホワイトリーガル」は、平成5年に開設した司法書士樋口事務所、その後樋口事務所を組織変更して立ち上げた司法書士法人リーガルハンズなどを経て令和4年に新たに設立された司法書士法人です。

司法書士法人ホワイトリーガルは、借金で悩んでいる方の問題解決のために日々活動している司法書士事務所です。

今回のコラムでは、債務整理の手続きのそれぞれの特徴とメリットやデメリットについて司法書士の久我山左近がわかりやすく解説いたします。

それでは、それぞれの債務整理の特徴とメリットについての解説をいたします!

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目次

「司法書士法人ホワイトリーガル」は借金問題解決のスペシャリストです!

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今回のコラムでは、司法書士法人ホワイトリーガルが行っている業務でもある債務整理の手続きのそれぞれの特徴とメリットやデメリットをわかりやすく解説いたします。

任意整理の特徴とメリット

任意整理の手続きでは、弁護士や司法書士がご自身の代理人となり、相手の貸金業者と直接交渉し、今後の利息をカットして月々の返済額を減額し、5年程度の期間でご自身の借金を完済して解決する手続きです。任意整理は相手の貸金業者と司法書士や弁護士が直接交渉いたしますので、手続きの費用も1番安く、手続きの期間も1番短くなります。

任意整理の手続きでは、整理する借金を選択することができますので、マイホームや自動車を手放したくない場合は、住宅ローンや自動車ローンを除いてそれ以外の借金のみを整理することができます。また、保証人に迷惑をかけたくなければ、保証人が付いている借金を除いて、その他の借金を任意整理することが可能です。

任意整理は、個人再生や自己破産と違って裁判所を通しませんので、会社や友人だけでなく同居している家族にも知られることなくご自身の借金問題を解決できるといったメリットがあります。

任意整理の手続きをすると信用情報機関に事故情報が記載されますので、約5年程度の期間はローンやクレジットカードの利用が制限されます。これは任意整理のデメリットなのですが、例えば300万円の借金があると年間の利息は45万円にもなり、返済と借り入れを続けていると永遠に毎年45万円を支払い続けることになります。また借金を2カ月以上滞納してしまうと任意整理と同じようにブラックリストに登録されます。ずっと借金生活を続けていて、最終的に借金を滞納してブラックリストに登録されるぐらいなら、任意整理でご自身の借金問題を根本的に解決する方が間違いなくご自身の健全な生活への近道になります。

ここまでの解説でも多くのメリットがある任意整理ですが、任意整理では借金の元金自体を減額できるケースは少ないので、ご自身の借金の総額が大きいい方は任意整理後の月々の返済額も大きくなってしまうというデメリットがあります。ご自身の借金の悩みの解決には、まず任意整理を検討し、任意整理では月々の返済が大きくなってしまう場合は、個人再生を検討するのがベストな選択になります。

個人再生特徴とメリット

個人再生の手続きでは、借金の総額を約5分の1まで減額することを裁判所に認めてもらい、その減額した借金を3年間で返済して解決する手続きです。また、個人再生には住宅ローン特則という制度があり、住宅ローンは今まで通りに返済を続けて、その他の借金のみを約5分の1に減額することができますので、マイホームを手放すことなく、それ以外の借金を解決するには個人再生は間違いなくベストな選択になります。

例えば、総額400万円の借金がある場合だと、今まで通りの金利で5年間で返済すると月々の返済額は約9万5千円、利息の総額は約171万円にもなります。これを個人再生すると月々の返済額は約1万6千円約6分の1になり、もちろん約171万円あった利息はゼロ円になりますので、個人再生にはかなり強力な借金減額の効果があります。

次は、自己破産との比較になりますが、個人再生では自己破産のように借金の理由は問われませんし、自己破産のように資格や職業の制限もありません。続いて個人再生のデメリットですが、個人再生はすべての借金が対象になりますので、自動車ローンがあれば自動車はローン会社に引き揚げられますし、保証人が付いている借金があれば保証人迷惑をかけてしまうことになります。

個人再生の手続きも信用情報機関に事故情報が記載されますので、約5年程度の期間はローンやクレジットカードの利用が制限されます。また個人再生を利用するには、その他の債務整理より安定した収入が条件になりますし、個人再生の手続き費用も1番高額になるといったデメリットがあります。

借金の総額が大きく、任意整理では月々の返済が大きくなってしまう方は個人再生でご自身の借金問題を解決するのがベストな選択になります。

自己破産特徴とメリット

自己破産は、所有する財産を失う代わりに裁判所から借金のすべてを免除してもらう手続きです。収入が大きく減ってしまった場合や借金の総額が大きすぎてどうしようもない場合は自己破産の手続きでの解決がベストな選択になります。

自己破産の1番のデメリットは、所有する財産を処分されることで、逆に言えば価値ある財産を所有していなければ、自己破産にほとんどデメリットがありません。

インターネット上では、自己破産に対して多くの悪いイメージがありますが、自己破産は借金で苦しんでいる人を救済するために国が作った制度なので、自己破産後の生活で何か大きな不利益があるわけではありません。自己破産したことが戸籍や住民票に記載されることはありませんし、年金の受給にの影響がありません。選挙権を失うこともありませんし、大切な家族に対してマイナスの影響もありません。

借金をすべてゼロにする強力な手続きの自己破産ですが、そんな自己破産にもいくつかのデメリットがあります。まず自己破産には資格の制限があり、弁護士や税理士といった一定の資格の方や保険外交員や警備員といった一定の職業の方は自己破産の手続き中はその仕事ができなくなります。また、自己破産はすべての借金が対象になりますので、自動車ローンがあれば自動車はローン会社に引き揚げられますし、保証人が付いている借金があれば保証人に迷惑をかけることになります。

自己破産の手続きも信用情報機関に事故情報が記載されますので、約5年程度の期間はローンやクレジットカードの利用が制限されます。

いくつかのデメリットがある自己破産ですが、いろいろな理由で借金でどうにもならない方にとって、自己破産は人生をもう1度やり直す大きなチャンスが与えられる制度です。離婚や会社の倒産、事業の失敗など、人生の転機でやむを得ない事情で借金の返済に苦しんでいる方にとって、自己破産はとても意義のある国が作った救済制度です。

それでは、ここまでで今回のコラムの「このサイトの運営事務所の司法書士法人ホワイトリーガルの紹介です!」というテーマの解説は以上になります。

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それでは、司法書士の久我山左近でした。

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